イメージ通りではない?介護職の実態

20代にとっては介護職のイメージは離職率が高くきつい割には低賃金、と必ずしも良いイメージではないかもしれません。確かに事業所によっては、離職率が高い、人手不足、夜勤などの勤務形態が頻繁になる、などの悪循環に陥るところもあります。そしてその割には低賃金であるとも言われています。大変な部分の情報が多いことは確かです。しかし実際には良いところも多数あるのです。

統計によると2035年には日本の全人口の35%が高齢者となります。団塊の世代がその対象者となり介護も多様化すると思われます。つまり将来的に要介護者の人数は確実に増えてゆきます。介護関連のお仕事は成長産業であり常に需要があると見込まれます。離職率が高いのはすぐに別の職場に移ることが可能だから、というのも理由の一つでしょう。20代であればこれから実務経験を積みケアマネジャーの資格をとることでステップアップも可能です。自分の判断で介護をマネージメントする面白さを味わい、また賃金や待遇も格段に違ってきます。20代は体力も充実していますので現場で活躍できます。夜間勤務も手当がついたり昼間に自由な時間を使えたりとデメリットばかりではありません。そして結婚や出産という自分のライフスタイルの変化に合わせて時にはパートタイムなどの勤務形態を選ぶこともできます。

何より介護職は働きがいを感じ社会貢献につながる仕事です。安易な気持ちでは始められませんが、介護職は未経験でもはじめやすいため飛び込んでみる価値は十分にあるでしょう。